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“Good Company”の実現に向けた、
東京海上グループのアクションをご紹介します。

Action

2019/1/22 up

Vol.10
東京海上グループ各社合同のマジきら会
「アンコンシャス・バイアス」への理解を深め、誰もが活躍できる会社に

「アンコンシャス・バイアス」を深く理解するために、マジきら会を開催
2018年8月、東京海上グループ各社合同で、まじめ(マジメ)な話を気楽(きらく)な雰囲気の中で論議する“マジきら会“が開かれました。テーマは「アンコンシャス・バイアス」。
「アンコンシャス・バイアス」とは、自分自身が気づいていないものの見方や捉え方の歪み・偏りのことです。昨今、それらが望ましくない影響をもたらし、ダイバーシティ&インクルージョン*推進の障壁になっていると注目されています。東京海上グループのうち、16社から社員36名が集まり、このテーマについて活発な意見交換を行いました。
* 多様な価値観を受け入れ、性別・年齢・国籍・障がいの有無等に関わらず、社員一人ひとりが活躍できること
自分の日常にも「アンコンシャス・バイアス」がある、という気づき
どの参加者にも心当たりがあり、次々に気づきが共有されました。
「女性だからという理由だけで過剰に活躍の場を与えることはバイアスだと感じる」「男性社員が育児や介護で早く帰る姿に好印象を持つ」「社内では、A部の人は話が通じない、B部の人は怖い、という思い込みによる偏ったイメージがある」「子育て中の社員に良かれと思って、責任や負荷がかかる業務をさせないという気遣いが、逆に成長の機会を奪ってしまうのでは」など、幅広い視点での意見が交わされました。
相互理解とコミュニケーションの必要性を再認識
男性、女性、上司、部下、それぞれの立場からの意見が飛び交いました。
「不快に感じる言葉や態度は人それぞれ、日頃からのコミュニケーションが大切」「自分が良かったからといって、他者にとってそうとは限らない」「言いたいことが言い合える環境作りが大事」など、各班で共通する意見も垣間見られ、立場を越えてお互いに理解することの大切さ、その土台となるコミュニケーションの必要性が再認識されました。
マジきら会ならではのフラットな議論で、参加者は新たな気づきを得る
様々な立場、視点での気づきを得たことは、各人が今後それを生かしていこうという意識にもつながりました。
「バイアスを無くすことは難しいことを理解した上で、気づきにくい、ということを意識することが大切」「自分なりの見方をしてしまい、意識的なコントロールが利かないからこそ、今回のような場でいろいろな人の声を聞くことが大事」「自身の経験値だけを考える軸にしてしまうと「アンコンシャス・バイアス」が生じやすいという気づきをよい方向に活かしていきたい」「理解の無いままに指導・サポートしても、逆に押し付けになることもある。相手の考え方に寄り添い、ひも解くことが大切」など、前向きな意見が多くの参加者の心に刻まれました。各人がこの日の気づきを会社に持ち帰り、自分の職場で共有することで、誰もが活躍できる良い会社へ、これからも東京海上グループは歩みをすすめていきます。