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“Good Company”の実現に向けた、
東京海上グループのアクションをご紹介します。

Action
2016/6/8 up

Vol.4
その挑戦を支えたい
スペシャルオリンピックスへの支援活動

スペシャルオリンピックスとは
知的障がいのある人たちに様々なスポーツのトレーニングをする機会とその成果発表の場である競技会を提供している国際的なスポーツ組織。世界175カ国以上に拡がっている非営利の活動で、運営はボランティアと寄付によって行われています。
東京海上日動の
スペシャルオリンピックス日本への支援
スペシャルオリンピックスの日本での活動は公益財団法人スペシャルオリンピックス日本が担っています。東京海上日動は、「障がいの有無に関わらず、互いの違いを理解し尊重し認め合うことで、共に育ち、共に生きる社会を実現する」という考えに共感し、2005年度から公式スポンサーとして支援を続けています。2016年2月12日から14日にかけて行われた「2016年第6回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム・新潟」には、東京海上日動の新潟支店等から3日間で延べ28名がボランティアとして運営を手伝いました。
アスリートの皆さんの
笑顔と一生懸命な姿に感動
東京海上日動のボランティアスタッフは、開会式準備のほか、フィギュアスケート、ショートトラックスピードスケート競技の会場で、アスリートのサポートや会場整備などを担当。アスリートの皆さんのキラキラした笑顔を見たり、会場が一体となって応援している雰囲気を体感しました。「少しでもお役に立てて良かった」「レベルの高い競技・演技に魅了された」「アスリートの皆さんの一生懸命な姿に感動しました」などの感想がありました。
人を支え、人に支えられる
ボランティア活動からの学び
あるフィギュアスケートのアスリートは、興味のある音楽とダンスについて熱心に話し、一緒に音楽を聴かせてくれました。束の間の楽しい時間を共有し、ボランティアスタッフは元気をもらいました。また別のアスリートからはメイクを依頼され、メイク後、鏡を見て笑顔になってくれた時は、自然と笑みがこぼれたといいます。「同じ競技でも、サポートの内容がそれぞれ違うことに気付いた。今後は、どのようなサポートができるか、さらに勉強しようと思った」という意見もありました。
すべての挑戦を応援したい
「To Be a Good Company」につながる思い
今後も私たちは、こうした活動を通して、すべての人や社会の挑戦を応援していきます。スペシャルオリンピックスへの支援、社員のボランティア参加には、「新たな一歩を踏み出すときにお役に立ちたい」という思いがあります。良い会社“Good Company”の実現に向けて、これからも社員一人ひとりがこの思いを胸に活動を積み重ねていきます。

Special Message ボランティア参加を通じて知的障がい者の正しい理解を

スペシャルオリンピックス日本
会長 三井 嬉子 様

スペシャルオリンピックスの活動費用は、ほぼすべてを寄付でまかなっています。東京海上グループからは、10年以上にわたる資金支援、人的支援をいただき大変感謝しております。保険会社は、災害や事故など非常事態に人々を支えていくという、人の命と人生に関わる業種。それだけに社員の皆さまの“人の命”に対する思いや意識が非常に高い会社だと感じています。寄付をして終わりではなく、ボランティアとして社員の皆さまが活動に参加することにより、知的障がいやスペシャルオリンピックスについて正しく理解していただけるのではないか、と思っています。

今回の大会は、選手として参加できなかったアスリートが、ボランティアとして大会を支える側の一員となり活躍しました。知的障がい者の多くは、自分に合った仕事に就き、適切な給与を得て納税者として尊厳をもって生活できる人たちであることをもっともっと多くの人に知っていただきたいと思います。アスリートは、競技を通してスポーツのルールを覚え、技術を身に付け上達していきます。それと同様に、社会のルールを覚え、適した仕事につながる訓練の場を、行政や企業の方々に考えていただけるようになれば、知的障がい者の自立と社会参加は言葉だけではなく、現実のものになるでしょう。その一部、裾野での活動がスペシャルオリンピックスだと考えています。