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私たちの取り組み、
“Good Company”を目指して

People
2019/4/3 up

Vol.9
この会社で働くことを社員が誇りに思えるように。保険というコンセプトやその必要性をもっと広めたい。

Tokio Marine Egypt General Takaful
Mona Azer

この会社で働くことを誇りに思えることが、“Good Company”を目指し続ける最初の一歩。

エジプトでイスラムの教義に基づく保険「Takaful」を扱うTokio Maine Egypt General Takafulで「3つの知」を柱に取組みを進めるMona Azer。どのような思いで取り組みを進めているのだろう。

部門横断チーム『Good Company Committee』の立ち上げ

2017年4月、私の働いているTokio Maine Egypt General Takafulで『Good Company Committee』を立ち上げ、その初代リーダーを務めることになりました。Good Company Committeeは社内で希望を募り、様々な経験を積んだメンバー10名で構成されています。メンバーがそろうと社内の部門をほとんど網羅しているため、あらゆる観点から意見交換をすることができ、良い相乗効果が生み出されていると感じています。
“Good Company”に向けた取り組みの中で何をすべきなのかメンバーで話し合い、私たちは「この会社で働くことを誇りに思えることが最初の一歩なのでは」と考えました。その結果、「社会の知」、「社員の知」、「家族の知」の「3つの知」の向上を目指すことにしました。

社会の知:まずは保険について少しでも多くの人に知ってもらいたい

エジプトでは保険という概念そのものがあまり浸透していないのが現状です。そのためまず、「保険とは何か」を知ってもらうための取り組みを行うことにしました。保険の仕組み、商品などについて社員が講師となり、大学で講義を開催しました。当日は150名を超える受講生が参加し、講義後まで質問が続く大盛況となりました。今後もこの取り組みを継続する意義があると感じています。

社員の知:お互いの仕事を理解し、チームワーク・アップ!

「社内の他部門が何をしているのかよくわかっていない」という社員が一定程度おり、他部門への無関心が社内のコミュニケーションの妨げになっていると日頃から感じていました。そこで、各部門の若手社員を代表者として集め、自分の部門がどのような業務を行っているか、日頃の業務上の悩みや、お客様に貢献するために行っている工夫について共有する場を設けました。任意参加の会でしたが、50名以上が参加し、積極的な意見交換が行われ、うれしく思っています。その後は、少しずつですが、部門横断のコミュニケーションが改善し、結果として保険に対する総合的な理解が深まっていると感じています。社員ひとりひとりが保険商品やサービスをより深く理解することで、お客様により良いサービスが提供できる、そのような思いでこれからも続けていきたいと考えています。

家族の知:社員の子ども達を招いて「Family Day」開催

社員の家族にも保険についてもっと知ってもらうための取り組みも行なっています。学校の夏休み期間を利用して「Family Day」を開催、社員の子ども達を平日のオフィスに招待することです。参加してくれた子ども達に向けてオフィスツアーを実施し、親の隣に座って仕事の様子を見てもらったり、保険とは何か、Tokio Maineグループとはどんな会社か、どのような商品があるのか等の勉強をしてもらいます。過去2年間で約60名の子ども達が参加してくれましたが、みなさん初めて聞く保険の話に好奇心を示し、とても楽しんでくれています。自分のお父さん、お母さんがいかに重要な仕事をしているかを知り、誇りに思ったとの感想も多く、それを聞いた社員が子ども達以上にこの会社で働くことを誇りに思ってくれているようで、大きな成果につながっていると感じています。

小さな「Good Company活動」にも目を向けたい

3つの知の取り組みとは別に、社員個人、部門、部横断チームの活躍を毎月表彰する制度『Good Company Awards』を設けています。会社の業績に直接影響を与える大きな営業上の成果もさることながら、あまり皆から注目を浴びていないけれど、地道にGood Companyのコンセプトに合致した行動をしている社員に、会社としての感謝を伝えたい、そしてその取り組みを他の皆さんにも共有したいという思いではじめました。受賞候補は、『Good Company Committee』が中心になって選定し、マネージャーと相談の上、毎月受賞者を決めています。
この会社で働くことを誇りに思い、社員一人ひとりがお互いを尊重しながら、保険商品やサービスをより深く理解する。そしてお客様により良いサービスを提供し続ける、それが私の考える“Good Company”です。これからも日々の取り組みを積極的に行っていきたいと思っています。