世界の大手保険会社、再保険会社の共同プロジェクト(B3i)に参画

2017年2月7日
東京海上ホールディングス株式会社
東京都千代田区丸の内一丁目2番1号
コード番号 8766

東京海上ホールディングス株式会社(取締役社長 グループCEO 永野 毅、以下「当社」)は、世界の大手保険会社、再保険会社の共同保険プロジェクトB3i(ブロックチェーン保険イニシアチブ(Blockchain Insurance Industry Initiative))に参画いたしましたので、お知らせいたします。

1.背景
「ブロックチェーン」技術は、決済や取引の自動化など様々な領域での活用が見込まれる技術として非常に高い注目を集めていますが、まだ新しい技術であり、保険業務で求められるレベルの情報の秘匿性や処理スピードなど、克服すべき課題があります。

2.B3iへの参画について
B3iは2016年10月に欧州の保険会社、再保険会社5社でスタートしたプロジェクトで、グローバルに展開する保険事業でのブロックチェーン活用と、業界共通のプラットフォーム構築の可能性を探求しています。当社はB3iと同様の課題認識を有していたことから、この度、B3iに参画いたしました。
B3iは当社も含め15社(※)で構成され、欧州、アジア、北米にまたがるグローバルベースのプロジェクトになります。今後、ブロックチェーン技術を用いて、再保険取引におけるデータ交換の非効率性を改善する実証実験を行って参ります。なお、B3iは最初の研究成果を2017年6月に公表する予定です。
当社はグローバルに展開する本プロジェクトに積極的に貢献するとともに、世界的なイニシアチブに参画することで得られる知見を活かし、世界中のお客様に“あんしん”をお届けする商品・サービスの向上に取り組んで参ります。
 
(※)参画保険会社(当社以外はアルファベット順)
Tokio Marine Holdings(東京海上ホールディングス)、Achmea、Aegon、Ageas、Allianz、Generali、Hannover Re、Liberty Mutual、MunichRe、RGA、SCOR、Sompo Japan Nipponkoa Insurance(損保ジャパン日本興亜)、SwissRe、XL Catlin、Zurich Insurance Group