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社長メッセージ

次の100年も、ステークホルダーの皆様から真に必要とされる
「良い会社、”Good Company”」を目指し、グループをあげて
弛まぬ努力を重ねてまいります。

東京海上グループは、「世界のお客様に“あんしん”をお届けし、成長し続けるグローバル保険グループ~100年後もGood Companyを目指して~」を長期ビジョンに掲げ、その実現に向けた取り組みを進めています。“Good Company”とは、お客様や地域社会の「いざ」というときにお役に立つことでステークホルダーの皆様からの信頼を積み重ね、それを持続的な企業価値の向上につなげていく「良い会社」のことを表しています。

2015年から2017年度までの現中期経営計画「To Be a Good Company 2017」では、「ビジネスモデルの深化」「変化対応力の強化」「成長機会の追求」「経営基盤の高度化」を戦略の柱として、引き続き利益成長とROE向上を目指すとともに、持続的に企業価値を高めていける体制への変革に取り組んでいます。

具体的には、これまでも損保と生保の両方でお客様をお守りできるよう、国内において生損一体型商品である「超保険」を核として生損一体の取り組みを推進してきましたが、コンサルティング力や商品の魅力を一層高めることで「ビジネスモデルの深化」を図っています。
また、人工知能や自動運転技術等の技術革新、世界を取り巻く環境変化が想定を上回るスピードで起こっていますので、こうした中にあっても世界中のお客様から選ばれ続けられるよう「変化対応力の強化」に努めています。例えば、2017年4月には安心・安全なクルマ社会の実現に貢献できるよう、自動運転による事故を補償する特約を業界に先駆けて提供開始したほか、「ドライブエージェント」というテレマティクス技術を活用したサービスを幅広く提供しています。また、生命保険の分野においても、ウエアラブル端末を活用した「あるく保険」を初めて開発するなど、環境変化やお客様ニーズの変化を先取りした商品・サービスの提供を行っています。

「成長機会の追求」という面では、この数年、グローバルの成長を取り込むため規律ある事業投資を推進するとともに、リスク分散による収益の安定化を目指してきました。2015年10月に優良スペシャルティ保険会社であるHCC社を買収したことで、成長力と安定した収益力を持つ一層バランスの良い事業ポートフォリオが構築されています。

更に「経営基盤の高度化」では、リスクベース経営(ERM)を軸としたリスクポートフォリオの改善により、健全性を維持しながら収益性と資本効率の向上を目指しています。また、グループ総合力を一層発揮できるよう2016年4月にグループ経営体制を大きく変更してから1年以上が経過しましたが、すでにグループベースで課題解決に向けた対策を実行しているほか、グループ全体のR&Dの取り組みにも着手するなど、さまざまな成果が出てきています。今後もグループ一体経営を推進していくことで、グループシナジーを一層創出するとともに、経営理念の浸透、グループマネジメント力の強化、グローバル人材戦略とダイバーシティの推進等の経営基盤強化にも取り組んでいきます。

このように計画で掲げた戦略を着実に実行することにより、2016年度決算においては過去最高益を更新することができました。2017年度は中期経営計画の最終年度となりますが、引き続き、グループ一体となってお客様と地域社会のあらゆる「いざ」を支える取り組みを推進し、計画の達成を目指してまいります。

今後も株主ならびにすべてのステークホルダーの皆様とともに企業価値の向上に努めてまいりますので、引き続き当社グループへのご理解と変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

東京海上ホールディングス株式会社
取締役社長グループCEO
永野毅
2017年6月