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私たちの取り組み、
“Good Company”を目指して

People
2017/2/28 up

Vol.6
自分の強みを活かしながら、新しい仕事に「挑戦」していきたい。

東京海上日動ファシリティーズ株式会社
大阪支店建設グループ
北田 義治 Yoshiharu Kitada

ゼネコンからの中途採用。
前職での経験を取り込みながら業務を展開。

建物や施設・設備を、より有効に活用するための管理・修繕など幅広い業務を展開する東京海上日動ファシリティーズ。ゼネコンから転職して8年、大阪支店建設グループのリーダーとして新たな業務に果敢にチャレンジする北田義治。彼は今、どんな思いで仕事に向き合っているのでしょうか。

広範囲な業務領域に戸惑っていた日々

東京海上日動ファシリティーズの事業内容は、ビルメンテナンス、プロパティマネジメント、建設・オフィス移転、不動産仲介・コンサルティングそして損害保険事故復旧工事と多岐にわたります。私は大阪支店の建設・オフィス移転などを行う部署で、グループリーダーとして働いています。前職はゼネコンで建築工事の現場監督として働いていました。そのため当社に転職してきた直後は、仕事に対するイメージがまったく湧きませんでした。オフィスの移転やレイアウト変更など未経験の仕事が多いうえ、業務領域も広範で理解するのも一苦労。最初の半年は、自分の仕事を家族に上手く説明することができないほど、本当に戸惑いました。

「三方良し」や「win-win」。
言葉だけでなく実行することを意識

当社には、一般企業をお客様とする外販と、東京海上グループ内の内販の大きく2つのカテゴリーがあります。“企業”とは当然利益を追求するものですし、前職では仕入れを安くすればするほど利益が上がるので「いかに外注費を抑えるかが勝負」という考え方が当たり前でした。当社に入社して、内販は工事費を下げれば下げるほど当社の利益が下がる一方、工事費を上げると東京海上グループの会社負担が増えるというジレンマに直面し悩みました。そんな中、言葉だけは知っていましたが「三方良し(売り手良し、買い手良し、世間良し)」の考え方や「win-win」の発想などを実際に行おうと考え方が変わりました。外販も内販もお客様に納得してもらわなければ次の仕事につながらない。「東京海上グループに東京海上日動ファシリティーズという会社があって良かった」と言っていただけることに価値がある、と考えられるようになり、自分の中で納得することができました。

リーダーとして業務改善を推進。
組織の一体感醸成にチャレンジ。

グループリーダーになって3年ですが、当初からグループ内の風通しを良くするための業務改善に取り組みました。以前は担当者が案件を一気通貫でみており、隣の同僚が何を手掛けているのかわかりづらい状況でした。特に営繕担当者と損害保険事故復旧工事担当者は別グループのようでした。そこで復旧工事担当者と営繕担当者のペア制を導入し、工事でわからないことや困ったことなどを何でもペア同士で気軽に相談できる体制に変えました。情報共有することで仕事の効率も高まり、グループ内の一体感も高まったように思います。

仕事に関わるみんなに笑顔を届けたい。
それが“Good Company”につながる

外販では、委託先のコストを抑えることで自社の利益が大きくなる。これは前職で培ったノウハウが生きてきます。しかし、当社にとっては良いが委託先にとってはどうか?販売価格を高くして当社と委託先の利益を大きくすればどうか、いやこれではお客様にとって良い提案とは言えない。販売価格を安くすればお客様は笑顔になるかもしれませんが、会社にとっては適正な利益が確保できない……難しいです。だからこそ「win-win」を目指して葛藤することが必要であり、達成できた時のうれしさはひとしお。今後も、仕事に関わっている皆さんに「東京海上日動ファシリティーズにお願いすれば安心」と思っていただけるような、そんな仕事を心がけたい。合格点が70点でも常に100点を目指したい。ハードルは高いですが、それに向かって取り組み続けることが“Good Company”につながると、私は思っています。